医療法人福慈会　福外科病院のホームページ

早いもので２０１３年１月で病院機能評価機構の認定取得５年目になる。来年、１０月頃にversion6で更新審査を受けるため１１月２日に更新に向けた業務キックオフを院内会議で行った。今年は国際標準化機構９００１を取得したので、これらの業務整理が役に立つかもしれない。これらの取得維持目的は、業務の標準化と評価、反省、改善で、すなわち自己基準での業務（そのときどきのスタッフの基準）の遂行はいずれは、無理、むら、無駄のリスクが高くなり結局、つけとして次世代がいろいろの意味でしんどくなるのを予防するものである。来年は、スタッフを補充して事務部門を活性化して目標管理の導入、特に人事評価と個別スタッフ能力開発に取り組んで行きたい。このことが当院を選択した患者やスタッフ、あるいは当法人と取引のある業者もふくめてすべてに恩恵があることを節に願うものである。

私の専門科目は、消化器外科、消化器病、消化器内視鏡である。しかし、父の病院を継承して１３年もすれば長年の治療、診療経験より種々の疾患を治療するため総合診療となっている。すなわち、十分な問診である程度病気を推測することができ、これらを病状に応じて精密検査をして治療するわけである。より専門医の治療を要すると判断したら先輩、同期、後輩の医師に相談して治療している。もちろん、転院したい方はすればよいが少ない。

１０月１日早朝書類整理後に病棟回診。夕方から東京の新高輪で生活習慣病の研究会に参加。高齢者の高血圧は塩分依存性のため減塩が特に必要（１日６ｇまで）。脂質異常症の方は、酸化型ＬＤＬコレステロールの食物摂取制限に注意が必要。具体的にはマーガリンの淵の変色部分、油ものの２度上げなどは良くない。翌日７時３５分に羽田を出発して９時３０分に和歌山到着。１１時まで息子の運動会見学。その後、病院に戻りレセプトコメント作成。本日は、早朝回診して１日中が外来診察。夕食後これからレセプトコメントの残りを作成して当直入り。充実過ぎる３日間である。しかし、体力的にはまったく問題なし。

本日は朝から夕方まで６件の手術を予定通りおこなった。昼食は１６時になったので体重が65,9kgまで減量できた。しかし、夕食にワインとビールを飲めば同じことか。これから、いつもどおり依頼された診断書を書いて明日の外来にそなえる。帰宅が２０時のため今日も下の娘をお風呂に入れることができなくて残念。