福 昭人のブログ
8月ももう終わり、時間が立つのが早い
2014-08-31
カテゴリ:日記
今月の上旬は、函館にいる息子も帰省し、二人の娘と一緒にピアノの発表会がビック愛であった。3人の子供もさることながらよその子供たちはみんな非常に落ちつき度胸のすわった演奏に感動した。
次の週末は3人の子供たちと久しぶりに秋葉山プールで水泳三昧というか、お遊び三昧だったので、帰宅後ジムにてジョギングにて体をほぐすことにした。
今週の金曜日は某社の社内研修に参加、土曜日は2病院と将来の連携について講演と議論。患者の紹介に重点を置く連携は本来むつかしく、変化するものだけが生き残れる趣旨には遠いような気がする。ただ、和歌山県の入院ベット数は人口減少と医療の効率化もあり将来1400床削減になるので100床の病院で14件が倒産することになる。(50床前後で30件)当院のような年間230から240例の外科手術をおこない看護体系が10:::1の病院は、一番経営的にも恵まれているので次回2年後の医療保険改定で1400床に入るように誘導されるリスクが非常に高いように思われる。対策はないことはないが実現できるかが勝負である。
本日は、和歌山市内病院のソフトボール大会があった。レセプトのコメント書きがあったので早朝5時から10時まで仕事。その後、家内と娘2名をつれて応援。10年以上ぶりの参加にもかかわらず、ヘルスケア大手の病院に19点もとることができ決勝戦に進んだ。決勝戦は、練習試合ではぼろまけであったが本番では5点差時間切れて敗戦となった。残念であるが本番につよい当院の本質が出たような気がする。応援も他病院とくらべて非常にたくさんの方が来てくれていて頼もしい限りであった。
外部評価を受けて
2014-07-19
カテゴリ:日記
当法人は、現在2つの外部評価を受けて認証を得ている。今回はISO9001の認証更新の審査が7月17,18日にあった。病院の質は、日本では施設の規模やスタッフ数などで決められる傾向がある。これはひとえに施設の大小にかかわらずエンドユーザーに対する発信力が不足しているのも大きな要因と思われる。とはいえ質の担保は、自己と患者が評価するだけでは網羅することは不可能である。したがって、両者の目をもつ認定機関に審査してもらい改善点や強みを教示してもらい効率よく改善することが大切である。
病院機能評価機構は医療のみであるが、ISO(国際標準基準)は一般企業としての質を審査するもので特に業務文章管理などを重視して患者に最適な医療を、企業で言えば最高の商品提供ということになるが、これを迅速、丁寧に提供することをもっとも重視している。和歌山県の病院は95施設あるが、病院機能評価の認定を受けているのは2割程度で、ISOとなれば2件程度と少ないのも和歌山県の風土であろうか。協力してくれたスタッフに深く感銘し感謝している。
週末学会に参加して
2014-05-25
カテゴリ:日記
土曜日午前も業務している民間病院ではなんとかやりくりして学会に参加している。
週末は近畿外科学会(大阪)に参加して大阪医大の胃や大腸疾患に対してこだわりのある内視鏡手術手技と評議員会に参加した。その後、和歌山の吉備町に移動して、
有田の病院主催の勉強会に参加した。当院は一般、消化器外科手術が年間200例以上あるので病床種類の和歌山県への届出(10月初回)は一般病棟で良いのではないか講演者から返答をいただいたが、著しい人口減少に歯止めがかからない和歌山県、和歌山市ではこれからいばらの道をどの業種も経験することになるであろう。
おそらく2020年からどの職員も社会の異変を肌で感じることになる。対策を考えているところであるが職員の一致団結は不可欠である。
救急集中治療領域感染症研究会に参加して
2014-05-19
カテゴリ:日記
5月17日に救急救命センターでの手術術後における感染症の研究会に参加した。
基本的には一般外科消化器外科、一般病棟と感染症に対する考え方、治療方針は同じであった。創部感染症に対しる陰圧吸引療法が保険適応になっていたのが認識不足であったので今後の治療オプションにしたいと思った。現在、、一般消化器外科手術を定期に行える民間病院は当院をふくめて数施設があるかないか程度まで減少している。公立病院だけで手術をまかなえるほでマンパワーが外科医にはなく、今後、手術を待つ時間が民間も含めて1から2か月待ちとなる日も遠くないのではなかろうか。
大変な時代になりそうである。手術のできる外科医は他の科も同じであるが非常に貴重な存在と思われる。
循環器の研究会に参加して
2014-04-28
カテゴリ:日記
先週末に、2014年高血圧ガイドラインの変更点、動脈硬化と老化などについての講演がそれぞれ久留米大学と徳島大学の先生からあった。要するに満腹にたべると細胞を甘やかし老化を助長するらしい。特に猿の実験では顕著にその差が出ていた。
食の誘惑に負けないか、毎日1時間は運動をしたいものである。